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2023年1月19日に、あけぼの印刷社茨城町工場にて「消防訓練」を行いました。
企業にとって防災訓練を実施しておくことは、自然災害が発生したときに、従業員など関係するすべての人命の安全確保につながってきます。
冬は 空気が乾燥して物が燃えやすくなり、火災が多くなる季節です。また、地震の多い日本ではいつ火災が発生してもおかしくはありません。
今回は、茨城町消防本部ご協力のもと、工場から出火したという想定で訓練を行いました。
消防訓練の様子
火事が発生したとのアナウンスが流れ、火災報知器を鳴らして周囲の人へ火災が発生したことを伝えます。
実際に警報音が鳴ったときは、まず火元を確認し、火災の場合には避難して119番に通報するなど、適切な処置を行います。
火災報知器が鳴り、「お・か・し・も(押さない・駆けない・しゃべらない・戻らない)」を意識しながら、屋外へ避難します。部門ごとにグループになって速やかに工場から出て行きました。
集合場所は当社の駐車場です。逃げ遅れている人がいないか、人数確認を行います。
消防本部の方々から、火災時の注意についてお話してもらいました。「火災の際は初期消火が重要です。ただし身の安全が最優先なので、深追いはしないように」と指導を受けました。
防災訓練の後は、駐車場にて消火器等の取扱い方法の訓練を実施しました。
「火事だー!!」と大きな声で伝えてから消火を行います。ホースの先端をしっかり持ち、火元を狙って噴射します。訓練の際に使用した消火器では、消火剤ではなく水が噴射されます。それでも本番と変わらない意識で消火に臨むことができました。
終わりに
日本は自然災害の発生率が高く自然災害はいつ発生するか予期することが難しいため、常日頃から心構えをしておく必要があります。
初期消火ができることで被害を抑えることができ、自分だけでなく仲間や地域住民の命を守るために役立ちます。今回のように、実際に自分で消火器具を使った経験が火災時に活かされるはずです。
また火災の場合は、地域間の協力も不可欠になります。消防訓練の経験を地域にも還元できればと思います。
茨城町消防本部の皆様、ご協力ありがとうございました!