写真を使ったパンフレット事例をご紹介!伝わるパンフレットを作ろう

デザイン 印刷

パンフレットを制作する上で欠かせない写真。
使用する写真でパンフレットの印象は大きく変わります。
パンフレットの印象が変われば実際に手に取ってくれる人が増え、パンフレットの効果を最大化することにつながります。

しかし「どのような写真を準備すればよいかわからない」、「効果的な写真の選び方を知りたい」という方も多いのではないでしょうか。

今回はパンフレット制作で写真を使用する際のコツ、写真を上手に活用している事例をご紹介します。

なぜパンフレットに写真は重要なのか?

パンフレットで写真を使うことは重要ですか。
多くの方がなんとなく写真は重要だと感じたと思います。

  • ・直感的にパンフレットの内容を理解できる読み
  • ・手に意図した印象を与えることができる
  • ・文字情報のストレスを軽減することができる

直感的にパンフレットの内容を理解できる
人はパンフレットを見て数秒で手に取るかどうかを判断すると言われています。
一瞬でパンフレットの内容を伝えるには写真が有効です。

読み手に意図した印象を与えることができる
写真を用いると読み手に意図した印象を与えることができます。
「おいしいラーメン」と書かれているパンフレットとおいしそうなラーメンの写真が載ったパンフレット、どちらがよりおいしそうに見えますか。
もちろん、ラーメンの写真が載ったパンフレットです。
写真を使うことで「おいしい」「元気」「綺麗」などのさまざま印象を読み手に与えることができます。

文字情報のストレスを軽減することができる
文字ばかりの読みづらい資料を見たことがあるのではないでしょうか。
文字情報を読み取るのはとてもストレスになるため、文字ばかりのパンフレットは最後まで読んでもらうことができません。
パンフレットに写真を使用すると読み手のストレスを軽減できるため、パンフレットの効果を最大化することができます。

パンフレットに写真を使う時のコツ

とりあえず写真を使っておけばよいというものではありません。
写真を上手に使って読んでもらえるパンフレットを作るコツをご紹介します。

パンフレットの目的にあわせた写真を利用する

まずパンフレットの目的を整理しましょう。
パンフレットの目的により使用する写真が変わるからです。
「営業で商品紹介をするために使用したい」、「新入社員向けの採用パンフレットとして使いたい」などパンフレットの目的はさまざまです。
商品紹介が目的であれば商品の写真を、採用パンフレットであれば商品に加え社員やオフィスの写真を掲載しなければなりません。
パンフレットの目的を整理し、それにあう写真を選定しましょう。

パンフレットに使用する写真の対象物を取捨選択する

ついたくさんの対象物を写真に入れてしまいがちです。
いろいろな物を写真に入れてしまうと、読み手が受け取る情報が多くなります。
結果的に読み手はどこに注目してよいかわからず、伝わりづらいパンフレットとなってしまいます。

パンフレットには明るい写真を使う

写真の明るさで読み手に与える印象は大きく変わります。
写真を暗くすると落ち着いた印象を、明るくすると爽やかな印象を与えることができます。

特に意図がない場合は写真を明るくすることを意識してみてください。

明るい写真を撮るためには、光の入る場所で撮影するか撮影後の写真に補正を加えるようにしましょう。
ただし写真が白飛びするほど明るくするなど、不自然にならないように注意してください。

写真を上手に利用したパンフレット事例

「実際にパンフレットへの写真の活用事例を知りたい」という方も多いのではないでしょうか。
写真を上手に利用したパンフレット事例についてご紹介します。

JR西日本 北陸新幹線開業

出典:北陸新幹線 2015年始動パンフレットデザイン

こちらは2015年に金沢・富山から東京の間で北陸新幹線が開業した時のパンフレットです。
写真を活用することで新幹線についてのパンフレットであることが一目でわかります。
車体は周りの景色を反射するほどに美しく、新しさを表現しています。
新幹線が放つ光も写真に収められているのが特徴的です。
今回のように綺麗な写真がふさわしい場合もあれば、レトロな写真がふさわしい場合もあります。
単に写真を使うのではなく、伝えたいことが表現できる写真を使用しましょう。

子供用ランニングバイクブランド「ストライダー」

出典:ストライダーパンフレット2015年版

こちらはアメリカ発の子供用ランニングバイクブランド「ストライダー」の商品パンフレットです。
ストライダーは世界で300万台も売れているペダルとブレーキがない子供用の自転車です。

背中から撮影した子供の写真を載せることで、親目線で子供を見守っているかのような気持ちになります。
写真を上手に使用すると商品のコンセプトにあうおしゃれなパンフレットを作ることができます。

カメヤマローソク「Candle Party 2017」

出典:カメヤマローソク「Candle Party 2017」パンフレットデザイン

キャンドルの販売を行うカメヤマローソクがクリスマスシーズンに向けて制作したパンフレットです。

写真を見た時に「キャンドル」「クリスマスっぽい」「落ち着いている」という印象を持つのではないでしょうか。

この写真は暗めとなっているため、落ち着いた印象のパンフレットになっています。

商品のコンセプトにあわせて意図的に暗くしていると推察できます。

写真を利用したパンフレットテンプレート

自分でパンフレットを作るのが難しい場合、テンプレートサイトを利用してみてはいかがでしょうか。

パンフレット制作のテンプレートサイトの中には、写真利用をベースとしたテンプレートもあります。

今回はテンプレートサイトを3つご紹介します。

Canva

出典:Canva

Canvaはオンラインで利用できるデザインツールです。
パンフレット、ポスター、ロゴ、名刺など25万点以上の無料デザインテンプレートが、有料版ではさらに61万点以上のプレミアムテンプレートがあります。

すでに写真が使用されたテンプレートがありますので、写真をそのまま活用することも、写真を差し替えてオリジナルなパンフレットを作ることができます。
Canvaが業務提携している印刷会社で制作物の印刷も行うことができます。

パワぽん

出典:パワポン

パンフレット・チラシのテンプレートサイトのパワぽん。
会員登録をすることで200点テンプレートを無料でダウンロードできます。
テンプレートはPowerPoint形式ですので特別なデザインツールは必要ありません。

ラクスル

出典:ラクスル

ネット印刷サービスのラクスルにはパンフレット、名刺、カタログ、ダイレクトメールなどさまざま用途のデザインテンプレートがあります。
サイズや画像を変更し、オリジナルのパンフレットを作ることができます。
ラクスルの印刷サービスを利用すると、スムーズにパンフレットを制作できます。

パンフレットの写真は著作権に気をつけよう

写真の著作権は著作権法という法律で保護されています。
パンフレットに写真を利用する場合は、著作者の許可を得た上で指定の使い方をしなければなりません。

著作権を侵害した場合、コンテンツの差し止め請求や損害賠償請求をされる可能性があります。
時間とお金をかけて作ったパンフレットが利用できなくなったり、企業の信頼にも影響が出たりしてしまいます。

著作権を侵害しないためには以下のどちらかの方法を取るようにしましょう。

  • 自社で写真を撮影する
  • 著作権フリーな写真を利用する

著作権フリーなサイトで写真を探すこともできますが、意図通りの写真があるとは限りません。
できれば自社で撮影をする方が望ましいでしょう。

パンフレットにも使える著作権フリーな写真サイト

パンフレット用の写真を自社で用意できない場合は著作権フリーの写真サイトを活用しましょう。
著作権の規約については変更される可能性がありますので、写真を使用する前に念のためご確認ください。

Pixabay

出典:Pixabay

2,700万点以上の高品質な素材をダウンロードできるPixabay。
画像だけでなくイラスト・動画素材も探すことができます。
縦長や横長という写真の向き、大きさ、色による検索機能があります。

Unsplash

出典:Unsplash

世界中のクオリティの高い写真が集まるUnsplash。
高解像度の写真を無料でダウンロードできます。
海外の写真が多いという特徴があります。
月額6ユーロ支払うとUnsplash+にアップグレードでき、限定写真にもアクセスできるようになります。

photo AC

出典:photoAC

pjotoACは会員登録が必要な画像サイトです。
無料でダウンロードできますが、ダウンロードの際に数十秒待ち時間が発生したり、1日の検索回数に上限があったりと機能が制限されます。
月額1,569円を支払いプレミアム会員になると制限がなくなります。

あけぼの印刷社のパンフレット制作サービスについて

あけぼの印刷社は培ってきた印刷技術を生かし、パンフレットのデザインはもちろん製本方法や紙質までお客様のご希望を伺いながら制作しています。

パンフレットの制作実績

焼きいもの通販サイトを運営する茨城県の大倉商事様の会社案内パンフレットの制作を担当しました。
メインの製品である焼きいもを全面に押し出した表紙に仕上げています。
パンフレットの内側には仕入れから発送までを一貫して担う強みとオリジナル商品の魅力を伝えるデザインです。

あけぼの印刷社の特徴

当社にはデザインのプロフェッショナルが在籍しています。
経験を活かしお客様に満足いただけるパンフレットを制作いたします。

あけぼの印刷社の特徴

  • ・丁寧なヒアリングを行います
  • ・短時間・低価格で大量印刷が可能です
  • ・お客様にあわせた最適なプランをご提案いたします

お客様のイメージをパンフレットにしっかり反映できるように丁寧なヒアリングを行います。
お客様のパンフレット制作の予算にあわせて最適なプランをご提供いたします。

当社の印刷機は細かい文字や模様まで美しく仕上げることができます。
また、乾きやすい顔料油性インクを使用するため、大量の印刷を短時間で仕上げることも可能です。

当社のパンフレット制作についての詳細はこちらをご覧ください。

まとめ:パンフレットの目的にあう写真を使おう

パンフレットの目的を整理して、コンセプトにあう写真を使用しましょう。
場合によっては明るさの調整など画像に修正を加えます。

著作権を侵害しないように、必ず自社で撮影するか著作権フリーサイトの画像を使用するようにしましょう。

デザイン初心者でパンフレット制作が不安という方はテンプレートを活用してみてください。
オリジナルなパンフレットを作りたい場合はあけぼの印刷社にお気軽にご相談ください。


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