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展示会や店舗で目を引くパネル印刷は、アイキャッチとしても重要な役割を果たすツールです。
しかし「パネル印刷の目的や種類がよくわからない」という方も多いかもしれません。
パネル印刷には、直接印刷タイプや貼り合わせタイプなど複数の種類があるため、用途に応じて適切なものを選定することがポイントです。
今回は、パネル印刷の目的や種類を紹介した上で、利用シーンについても解説します。
併せてパネル印刷の業者選びで大切な3つのポイントも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
▼あけぼの印刷社 サービス紹介 パネル
https://www.akebono-print.co.jp/service/pamphlet/
もくじ
1.パネル印刷の目的は「販促や宣伝に使うこと」
パネル印刷とは、パネル状に印刷されたものの総称で「商品やサービスの宣伝・販促を効率的に行う」という役割を担っています。
直接印刷、貼り合わせなど種類は複数あるので、利用シーンに合わせて使うことが大切です。
また、使用する材質によってレベルは異なりますが、基本的に耐久性がアップするため、通常の印刷物に比べて、長い期間にわたって設置できることもポイントです。
パネル印刷の中には自立式タイプもあるため、ポスターやタペストリーの設置が難しいスペースでも使いやすい点はメリットといえるでしょう。
2.パネル印刷の種類
続いて、パネル印刷の3種類の特徴について、それぞれ見ていきましょう。
2-1.直接印刷
直接印刷とは、文字どおりパネルにデザインやテキストを直接印刷する方式のことです。
その他のパネル印刷と比べて、リーズナブルな価格で制作しやすい点がメリットです。
また、印刷部分とパネルが一体化されていることで耐久性が増し、印刷面が剥がれる心配なく使える利点もあります。
後述する貼り合わせタイプは、掲示期間中に印刷面が剥がれてしまうケースもあるので留意しておきましょう。
なお、直接印刷のパネルは、展示会や店舗のPOPなど屋内の設置に使われることが一般的です。
2-2.貼り合わせ
印刷した紙や布を、パネルに貼り合わせる方式を「貼り合わせ」と呼びます。
貼り合わせタイプは、大きく3つの種類に分かれることが特徴です。
上図のとおり、貼り合わせタイプの種類ごとに特徴は異なるため、用途に応じて適したものを選びましょう。
2-3.アルミ複合板
パネル印刷における「アルミ複合板」とは、塩ビ板に印刷してアルミ複合板に貼り付ける方式を指します。
耐久性・耐水性に優れている上、発色が良いという特徴も兼ね備えているので、屋外・屋内を問わず長期間の使用に向いています。
一般的な厚みは3mm程度で扱いやすく、強度が高いので角がつぶれる心配もありません。
3.パネル印刷の利用シーン
ここからは、パネル印刷の利用シーンを具体的に解説するので、ぜひチェックしてください。
3-1.展示会やイベントで利用
パネル印刷は、展示会やイベントのブースでの集客ツールとして利用が可能です。
例えば、照明が強い会場に設置する場合は、印刷面が反射しづらいパネルを選ぶようにしましょう。
特に、文字情報をしっかり読み取って欲しいときは、マット紙を選ぶことで来場者に対する訴求力を高めやすくなります。
また、短期間のみ使用するケースでは、直接印刷タイプのパネルを選ぶことでコストを抑えやすくなるのでおすすめです。
3-2.店舗のPOP・装飾で利用
店舗のPOPや装飾など、販促やキャンペーン告知のツールとしてもパネル印刷は利用できます。
展示会やイベントの事例と同様、短い期間しか利用しない場合は、直接印刷を依頼することでコスト削減も期待できるでしょう。
ただし、高級感のある仕上がりにしたい場合は、貼り合わせタイプを選択肢に入れるのも手です。パネル印刷を使う目的や期間、設置スペースに応じて、最適なパネルを選択しましょう。
3-3.看板や案内板として利用
パネル印刷を活用すれば、自社オリジナルの看板や案内板としても利用できます。
長期間の使用が前提となるため、耐久性・耐水性に優れているアルミ複合板を用いるのが一般的でしょう。
さらに、ラミネート加工を施せば、耐久性がアップして長い期間にわたる掲示も可能です。メンテナンスの手間も減り、結果的にコスト低減も見込めるので、必要に応じて検討してみてください。
4.パネル印刷の業者選びで大切な3つのポイント
パネル印刷を扱う業者を選ぶ際は、以下3つのポイントに気を付けましょう。
4-1.直接印刷が可能か
まずチェックしたいのは、業務が直接印刷に対応しているかという点です。
先述のとおり、パネル印刷の種類には、貼り合わせタイプや直接印刷タイプがあります。
しかし、貼り合わせタイプは、光沢紙やマット紙など印刷面の選択肢が複数ある一方、コストは高くなりがちです。
例えば、屋内で短期間のみ設置するという場合、直接印刷を選んだほうがお得な可能性もあります。
業者を選ぶ際、なるべく直接印刷が可能な制作会社へ依頼することで、コストを抑えながら効率良くパネルを制作してもらえるでしょう。
4-2.カスタマイズを要望できるか
パネル印刷だけではなく、「パネルを差し替え式にできる」など、カスタマイズを要望できる業者へ依頼することもポイントです。
カスタマイズの一例として、パネルの一部を差し替え可能なタイプにすれば、キャンペーンに合わせて掲示内容を手軽に変更できます。
あけぼの印刷社の事例では、商品の紹介内容に合わせてパーツを変更できる以下のようなパネルを制作しました。
▼あけぼの印刷社ー差し替えパネル
https://www.akebono-print.co.jp/service/sasikaepaneru/
上記のようなパネルであれば、パネルの土台は据え置きのまま、変更したい内容のみをマジックテープで着脱できます。
パネル設置の手間が省ける上、パネル全体を新たに制作する場合と比べて、販促コストの削減も期待できるでしょう。
もちろん差し替えパネルの内容は、自社の商品・サービスに合わせて印刷内容を自由に変更できます。
4-3.パネル形状の選択肢が豊富か
一口にパネル印刷といっても、POPや等身大パネル、顔はめパネルなど形状は豊富にあります。
しかし業者によっては、導入設備などの問題で自社が要望するカットに対応できないというケースもあるので注意が必要です。
自社が要望するカッティングへ柔軟に対応可能な業者を選ぶことで、パネル印刷としてのオリジナリティを高められ、競合他社との差別化もしやすくなるでしょう。
5.まとめ
販促や宣伝に効果的なパネル印刷は、展示会やイベント、店舗のPOP・装飾などさまざまなシーンで活用できます。
また、業者を選ぶ際は「カスタマイズを要望できるか」「パネル形状の選択肢が豊富か」などのポイントに気を付けましょう。
あけぼの印刷社にお任せいただければ、自社の要望に沿ったデザインや形状のパネル制作を実現可能です。
フラットベッドプリンタによる鮮やかな印刷、そしてカッティングプロッタによる正確かつ自由自在なカットで、オリジナリティ溢れるパネルを制作いたします。
さらに、自社の業態や用途をしっかりヒアリングした上での「差し替えパネル」の制作は、小ロットからもご発注いただけます。
自社オリジナルのパネルを制作したいという方は、ぜひあけぼの印刷社へご相談ください。