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スマートフォンが普及して幅広い世代が日々接触しているSNSですが、閲覧中に広告が出てきた経験はないでしょうか。
電通が2021年2月に発表した「2020年 日本の広告費」※の調査結果によると、SNSを含むソーシャル広告は前年比116.1%となり、インターネット広告全体の3割を超えたといいます。
年々勢いを増しているSNS広告を自社のマーケティングに使わない手はないでしょう。
そこで本記事では4大SNSのユーザーや広告の特徴をまとめてみました。ビジネスでの活用に向けて参考にしていただければ幸いです。
※参照元:「2020年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」|dentsu
もくじ
4大SNSの特徴・広告について
4大SNSの特徴・広告について見ていきます。
LINE
特徴
まずはコミュニケーションアプリの「LINE」です。
「LINE Business Guide 2021年1月-6月期」※1によると、国内月間アクティブユーザー数は8,600万人を超えています。これは日本の人口の68%以上をカバーしていることになり、もはや重要な生活インフラとして定着しているといえます。
上のグラフから、LINEは10~50代に幅広く利用されているのが見てとれます。また、各年代において最も利用率が高いSNSとして支持されています。※2
幅広い層にアプローチしたい場合にはLINEを選択肢に入れましょう。
LINEならではの特徴といえば、LINE公式アカウントを作成でき、友達登録してくれたユーザーにプッシュ通信でメッセージを送れることです。
LINEは生活インフラとして定着しているため、日常の中で自然に広告や情報を受け取ってもらえるというメリットがあります。
※参照元1:LINE Business Guide 2021年1月-6月期 | LINE
※参照元2:「令和元年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」| 総務省
LINE広告
LINE広告は、サービス・商品の認知や売上向上に利用できる広告プラットフォームです。
アクティブユーザー国内第1位のため、LINE広告では幅広いリーチが期待できます。
さらにLINEが運営するアプリ・サービス以外に提携アプリ・サイトにも広告を配信することができるため、他のSNSでは届けられなかったユーザーにもリーチできるのが魅力です。
ユーザーには日常のインフラとして定着しているため、広告に対してのネガティブイメージも低く、自然に広告を表示できるのはLINEの大きな強みでしょう。
LINEマンガやLINEショッピングといった、LINE系列のメディアにも表示できます。
ターゲティングは地域や年齢性別を元に設定可能です。
特徴
続いてTwitterについて解説します。
Twitterはリアルタイム性が特徴で、「今起きていること」をキャッチアップするのに優れているSNSです。
最新の公式Twitterの報告によると、月間アクティブユーザーは4500万人に到達し、SNSユーザー数の国内シェアは第2位となっています。
「令和元年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」 によると、Twitterの年代別利用率は以下の通り。
10~20代を中心に利用されており、年々利用率は増加しています。
また本調査の中では、30代・50代も利用率が上がっていることが確認されており、今後も10~50代と幅広い世代での支持が期待されます。
趣味や所属コミュニティごとにアカウントを所持しているユーザーが多く、使い分けが多いのもTwitterの特徴です。
ただ、Twitterは140文字以内で簡潔に分かりやすく内容を伝える必要があり、真意とは違った解釈をされかねない内容を投稿してしまうと、炎上に繋がる可能性もあります。リツイート機能を使った拡散をされ、炎上がさらに広がる恐れもあるため要注意です。
140文字以内で伝えたいことが正確に伝わる内容かどうか、様々な角度から検証すると良いでしょう。
Twitter広告
Twitter広告は、検索のキーワードや興味関心といった様々なターゲティングを活用して、情報を届けたいユーザーに広告を配信できるのがポイントです。
広告は「リツイート」や「いいね」によって拡散が期待できるほか、リツイートされた広告は料金がかからないため、低コストで拡散できるのが魅力といえます。
上記の広告例は「プロモツイート」という形式で、通常のツイートのような形式で広告を表示できます。 Twitterをやっている方にはお馴染みの形式でしょう。
その他、Twitterでよく見かける「Twitterキャンペーン」についてまとめた記事もあるのでご参考ください。
https://www.akebono-print.co.jp/2021/06/twitter-campaign/
続いてInstagramについて解説します。
Instagramは2010年にリリースされたSNSで、前掲の調査によると女性の方が利用率が高いという結果が出ています。
写真や動画をメインとしたプラットフォームで、写真映えのするファッションや美容・グルメに関する情報源として使用される傾向にあります。
前掲の調査では、10~20代の6割以上がInstagramを使用しているという結果も出ており、 Twitterに迫る勢いで支持を集めています。
Instagramは企業が活用しやすい環境も整ってきており、ブランディングや認知拡大はもちろん、直接売上につながるプラットフォームとしての活用も見込めます。
Instagram広告
Instagram広告は写真映えのするファッションや美容・グルメに関する商材が最も相性が良いです。
トレンドが強く反映されるプラットフォームのため、他の投稿に馴染む広告にしましょう。
Instagramの投稿形式は
・通常投稿:削除しない限り投稿が残るもの
・ストーリーズ:投稿してから24時間後に投稿が消えるもの
・IGTV:15分〜60分の長尺動画の投稿可
の3種類あります。
中でもストーリーズは24時間後に消えるのが特徴的で、気軽に投稿できることから最も投稿数が多い形式になります。
次々とスライドしながら複数アカウントのストーリーズを閲覧しているユーザーも多いため、広告を実施する際には以下のようなストーリーズ形式がおすすめです。
画面いっぱいに広告を表示できるのが特徴で静止画・動画どちらでも大丈夫です。
ターゲティングについては、同じ運営元のFacebook広告と同様になります。
特徴
最後にFacebookについて解説します。
今回取り上げたSNSのなかでも唯一実名登録制なのが特徴で、国内月間アクティブユーザー数は2019年7月時点で2,600万人※に昇ります。
他のSNSは10代を含む若年層に多く支持されていましたが、Facebookのボリュームゾーンは20~40代と少し年齢層が高く、主にビジネスの用途で使用しているユーザーが多いと言われています。
しかしながら、他のSNSほどの利用者の増加の勢いは見られないというのが正直なところです。
実名登録制ゆえに、匿名性のあるSNSに馴染みのある若者との親和性が低いといえるでしょう。
一方で、実名登録制だからこそのターゲティング精度はピカイチです。広告についてもみていきましょう。
※参照元:https://japan.cnet.com/article/35139021/
Facebook広告
実名登録制ゆえに、本名はもちろん学歴や居住地、年齢など正確なデータをもとに広告を表示できる点がFacebook広告の強みです。
位置情報、興味関心、仕事などを使用したターゲティングもできます。
また、PC(パソコン)とスマートフォン双方で様々な場所に広告面があるのも特徴です。
<PC>
以下の画像にあるように
・ニュースフィード広告(左)
・右側の広告面
<スマートフォン>
・ニュースフィード広告(以下画像参照)
・インスタント記事
・インストリーム動画
・ストーリーズ
20~40代×ビジネス関連の広告を実施する際は、Facebook広告を検討してみるのがおすすめです。
まとめ:自社がアピールしたいユーザーに接触できるSNSを選ぶこと
4大SNSをご紹介してきましたが、ユーザー数では生活インフラとして定着しているLINEが圧勝でした。
だからといって「全てのプロモーションをLINEで」と判断してはいけません。
各SNSの特徴を理解し、自社のマーケティングにおけるターゲットや目的に沿ったプラットフォームを選択することが重要です。
これまでご紹介した内容を表にまとめると以下の通りです。
自社のサービス・商品とマッチしているか、届けたいユーザーと出会えるかなどを見極めながら、使用するSNSを選定していきましょう。
・SNS広告を初めて検討するので、何から手をつけたらいいのか不安
・自社のサービスや商品の訴求にどのSNSが向いているか一緒に考えたい
・ノウハウのある企業に伴走してもらいたい
……といったお悩みを抱えている企業担当者さまも多いかと思います。
弊社でもSNS広告の運用実績がありますので、お気軽にお問い合わせください。
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