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展示会やイベント会場において、販促の打ち手として検討したいのが「ノベルティ」です。
しかしノベルティを配布することで、どんなメリットや効果があるのかをご存知の方は案外少ないかもしれません。
ノベルティには、ターゲットユーザーの興味関心を惹きつけられるというメリットがあります。
本記事では、
- ・活用事例を知りたい
- ・目的がきまっていて制作してみたい
- ・検討しているが目的が定まっていない
とお考えの方向けに、ノベルティの制作にあたり押さえておくべきポイントをまとめました。
この記事を読み終わった頃には、ノベルティの全体像を把握し活用する次のステップへ進める状態になっていると幸いです!
もくじ
ノベルティとは
ノベルティとは企業や商品の宣伝のために、企業名やブランド名をプリントして無料で提供するアイテムのこと。
ティッシュやボールペンなど日常使いできるものが多く、普段からユーザーの目に触れるため、企業名やブランド名を覚えてもらいやすくなります。
企業の手を離れたあともユーザーの興味関心を引き寄せられるため、取り入れる企業が多い販促アイテムの一つです。
ノベルティと販促品の違い
ノベルティと同じような言葉に「販促品」があります。
両者の定義は曖昧なのですが、特徴をまとめると以下のようになります。
ノベルティ | 販促品 | |
---|---|---|
有料無料 | 無料配布 | 無料配布 |
配布アイテム | 売りたい商品と関連しないもの | 売りたい商品に関連するもの |
ターゲット | 潜在層 | 顕在層 |
目的 | 認知拡大・集客イメージアップ | 販売促進 |
本記事では、表に記した違いを考慮して解説します。
ノベルティ
ノベルティは、イベントや展示会、セミナーなど人が多く集まる場所でよく目にします。
そうした場でノベルティが用いられるのは、認知拡大に効果的なため。
ノベルティには
- ・ティッシュ
- ・ボールペン
- ・メモ帳
- ・エコバック
などの日常使いできるアイテムが多く用いられます。
普段使われるものに企業名・ロゴを入れることで「名前を見て思い出してもらえる」というメリットがあるからです。
日常使いできるアイテムが理想のため、そういったアイテムを販売していない会社は「ノベルティで配布する用」として新しく製造する場合もあります。
ライオン株式会社が2016年に実施したノベルティの受け取り手への調査でも、「どのようなノベルティーなら受け取りますか?」という質問に対して、65%の人が「実用的なもの」と回答しています。
実用的なノベルティを配ることは、企業側と消費者側双方にとって価値あることなんですね。
販促品
一方販促品は、「販売促進」のために配られるものを指します。例えばシャンプーを買った時に付く別の香りのシャンプーの試供品をイメージすると分かりやすいでしょう。
このように購入した商品と関連したものをつけることがほとんどです。
ニーズが顕在化している人に購入と引き換えに配布し、次回以降の購買の選択肢にしてもらうことが狙いです。
ノベルティも「認知を拡大して最終的に購買に結び付けたい」という点では、販促品の一つという捉え方もできます。
ノベルティを作る目的
ノベルティを作る目的は、ずばりイメージアップや認知拡大のため。
ターゲットのユーザーに対してノベルティを配ることで、企業名やブランド名・ロゴを認知してもらうきっかけになります。
また、本来ならばお金を払って手に入れるようなものをノベルティとして渡すことで「返報性の法則」という心理効果が期待できます。
これは、人からなんらかの施しを受けた際に「お返しをしなければ」と感じることをいいます。
スーパーなどで試食をした際についついその商品を買ってしまうのも、この法則が働いているからなんですね。
その心理を働かせるためにも、受け取ったノベルティに価値を感じてもらわなければなりません。
それでは、ターゲット別に「もらって嬉しいノベルティ」にはどんなものがあるかを紹介します。
ターゲット別ノベルティ
販促品のノベルティは、ターゲットを明確にした上で制作することで日常使いされる可能性が高まります。
ターゲット別におすすめノベルティをご紹介します。
家庭向け
家庭向けノベルティは、家族の誰もが使えるものを選ぶのがポイントです。
昨今のウイルス対策強化の時流に合わせるなら、ウエットティッシュやアルコール消毒などが良いでしょう。
家族全員が使う可能性が高く実用性に長けているからです。
持ち運べるサイズであれば外出先でも使用でき、より目に触れる回数を増やせますね。
その他、レジャーシートやコップなどのアウトドアグッズも選択肢の一つでしょう。
企業向け
企業向けノベルティは、訪問する際に渡しやすいものを選びましょう。
例えば、「卓上カレンダー」や「付箋セット」に企業名やロゴを入れて渡すことで、日々の業務の中で企業アピールができます。
連絡先を記載しておくと、いざという時に問い合わせを頂ける可能性も。
中でもカレンダーは年間を通して使用する可能性が高く、長期間アピールできる優れものです。
イベント向け
イベントや展示会で配布するノベルティは、イベントのテーマに合ったアイテムを用意するのがポイントです。
- ・食品関連のイベント→キッチンで使用するアイテム
- ・子供向けイベント→子育て中の親が使用するアイテム
といったように、イベントに関連したアイテムを配布することで、イベントのターゲット層にアピールできるのです。
イベントの場合はたくさんの人が一堂に会するため、ウエットティッシュやアルコール消毒液などの衛生用品も好まれます。
もらって嬉しいノベルティを渡すことで、名刺の交換やアンケートの記入などをお願いしやすくなります。
ノベルティの活用事例
続いてノベルティの具体的な活用事例をご紹介します。
パターン1:年末の挨拶
年末の挨拶回りで渡すノベルティです。翌年も引き続きご愛顧いただけるよう、好印象なノベルティをお渡ししたいところ。
できるだけビジネスシーンで使用できるものにし、カラーも奇抜すぎない白・黒やシルバーなどの知的な色味を選択するのが良いでしょう。
おすすめアイテム例:卓上カレンダー、壁掛けカレンダー、付箋セット、メモパッド、多色ボールペン
パターン2:新規顧客の獲得
新規顧客向けのノベルティもあります。
- ・銀行の新規口座開設
- ・アパレルショップの新規会員登録
などのような場面で、ご契約を感謝して渡すノベルティです。
新規登録でノベルティがもらえることをメリットとして訴求できるため、もらうと嬉しい日常使いできるものが望ましいです。
銀行のように幅広い世代が使うサービスの場合は、老若男女問わず使用できる衛生用品がおすすめです。
一方ある程度購買ターゲット層が決まっているアパレルショップの場合は、ターゲットユーザーが好みそうなカラーや使ってもらえそうなデザインを検討しましょう。
おすすめアイテム例:綿棒、エコバッグ、メモパッド、ミニライト、手鏡
パターン3:新商品のアピール
新規営業で、まだ先方と信頼関係が構築できていない段階でのアイスブレイクは重要です。
そのような中で、新商品のアピールも兼ねてノベルティを渡すとその場が和むことも。その後の商談がスムーズにいくきっかけになるかもしれません。
このような場面では、ビジネスシーンで使用できるものに限らず、遊び心のあるものやカラフルでポップなものも好まれます。
おすすめアイテム例:お菓子、コースター、ミントタブレット、クリアファイル、クリップ
ノベルティを渡すシーンによっておすすめのアイテムは変化します。
「渡したい相手はどんな人で、何が喜ばれるのか」を考えながら、アイテムを選んでみましょう。
企画から制作、納品までの流れ
ノベルティを発注してから納品までの流れも詳しくご紹介します。
印刷会社では以上のような流れで、制作から納品まで一貫してお任せいただける場合が多いです。
ご予算や目的、必要数と納期を伝えて見積もりを行いましょう。様々な活用事例を知っているプロに一貫して任せるのがスムーズなのでおすすめです。
まとめ:ノベルティは企業ブランドの認知拡大にもってこい
ノベルティは様々なシーンで活用でき、企業ブランドの認知拡大に貢献してくれる優れものです。イベントを開催・参加する際や営業に力を入れていきたい時に活用しましょう。
ノベルティで配るアイテムを決める際はなるべく、
- ・ターゲットに合わせる
- ・配布する季節に合わせる
- ・日常使いできるもの
という条件で選定していくのがおすすめです。
・・・などお気軽にご相談いただければと思います。
過去の様々なノベルティ制作事例を交えてご提案させていただきます。
- ・ノベルティを検討しているが目的が定まっていない
- ・どのアイテムに仕様か悩んでいる
- ・〇〇の目的でノベルティを制作したい
▼ノベルティ制作に関するご相談はこちらから